週刊少年サンデー 1995年〜1999年 連載
少年サンデーコミックスワイド版 全10巻(小学館 刊)
小学館文庫 全11巻(小学館 刊)
少年サンデーコミックス 全20巻(小学館 刊)
若き熱血消防官の活躍と成長を熱いタッチで描き上げる超意欲作。
斬新な展開と主人公・大吾の行動力が胸を打つ、スーパー消防官アクション。
■ あらすじ
落合が取り残されたまま助けを待っている、スマトラ島の山火事。救助に向かった大吾と甘糟だが、思うような救援活動ができない。外国の援助チームが消火を仕切っていて、現地スマトラの消防士は手が出せないのだ。このままでは手遅れになると感じた二人はレンタカーを借り、現地の熱血消防士・バンジャルと共に現場へ向かう(第165話)。■ 本巻の特徴
前半は、インドネシアのスマトラ島を舞台に、大吾、甘糟、バンジャル、そして国際緊急援助隊の指揮官に任命された五味たちが、山火事の消火と人命救助のために大奮闘する。後半は、その山火事から7年後、マンハッタンの地下鉄工事現場で地盤崩落事故が発生。落合と結婚し子供も生まれて、レスキュー隊を離れていた大吾に出動の要請がくる。最初は頑なに断る大吾だったが・・・。大吾、落合、甘糟、五味、近藤たちの、そして「め組」の行く末が描かれた感動のフィナーレ。■ あらすじ
千国国際空港建設現場で起きた大災害。五味は要救助者と共に崩落した地下道に取り残され、危険な状態にあった。五味たちを救うため、大吾は地下道のさらに下を通る循環パイプの中を進む。だがこのパイプにはメタンガスが充満していて、一歩間違えば現場そのものが吹っ飛んでしまう危険性があった。この絶体絶命の状況で大吾は・・・!?(第147話)■ 本巻の特徴
前半は、千国国際空港建設現場災害での大吾の活躍を描く。だがその方法を巡って、またまた大吾の行動が問題に。後半では、インドネシアのスマトラ島で大規模な山火事が発生。現場には、昆虫調査の研究旅行に出掛けていた落合先生がいた。それを知った大吾は、休暇を取ってスマトラ島へと急ぐ。災害救助の様子が熱く描かれると共に、大吾を巡る落合と近藤の恋の闘いも激化・・・?■ あらすじ
えび谷温泉という温泉街へ、旅行に出掛けた大吾。この町は大人も子供も、消防に対する意識がとても高かった。その理由は、15年前に起きた寺の火事にある。当時この町には消防署も消防設備もなく、燃えさかる炎を前に村人達は成す術もなかった。だが、旅行に来ていた一人の消防士が先頭に立って町の人達を指揮し、必死のバケツリレーで消火に成功したのだ。それ以来「えび谷温泉郷消防団」や、小さな子供たちによる「消防少年団」が結成され、自警に務めてきたのだった。そして、英雄として伝えられているその消防士は、いつも野球帽をかぶった小柄な人だったという(第128話〜第129話)。■ 本巻の特徴
「えび谷消防少年団」から「真の英雄」では、大吾が旅先で出会った町の消防団の人たちとの交流を通して、五味の偉大さを改めて知る。「新兵器を手に」から「あるエピローグ」は、消火の新兵器インパルスと、忍足の火事にまつわる忌まわしい過去の記憶を巡るエピソード。「真っ赤な記憶」から「バカ者到着」は、千国国際空港建設建設現場で起きた災害の鎮圧に、大吾、甘糟、五味、神田たちが活躍する。大吾には五味を超えようという意識と、災害現場に向かうことへの恐怖心とが同時に芽生えだす。■ あらすじ
次々と起きる大きな災害の現場で活躍し、これまで犠牲者を一人も出していない大吾。救助された人達は感謝し、上司や同僚たちはその才能に注目する。だが大吾自身は、疑問を感じていた。自分が救助に向かう動機は、誰かを助けることよりも、危険な現場に挑戦したいという思いが強いと気付いたからだ。人の不幸を願うかのような自らの矛盾に大吾は悩む(第110話)。■ 本巻の特徴
中央レスキューの隊員が一週間有給休暇を取り、欠員が出た。そのため大吾は、女性消防司令補・忍足によって、補充要員としてレスキュー隊員に抜擢される!■ あらすじ
厳しい訓練が続く特救(レスキュー)研修。研修生たちは皆ヘトヘトで、甘粕までもが音を上げていた。だがそんななか、大吾だけは研修を受けていれば、悲劇に満ちている現場に出なくて済むから楽だと考えてケロッとしていた。だがそんなある日、研修現場の近くで火災が発生し、大吾たちに出動の要請がきてしまう・・・!!(第92話)■ 本巻の特徴
過酷な特救研修を終え、大吾は特救の資格を取得。現在の特救に欠員が出るまでは元の勤務地に戻ることになるため、め組に帰り、また以前と変わらない勤務に入る。そこで起きたのが、劇薬を積んだタンクローリーの横転事故。水と反応すると有毒なガスが発生する「塩化第二すず」がドブ川に流れこみ、このままでは下流の住宅地が大惨事になる。しかも折からの大雨で、現場近くの丘は崩落の危険が・・・。緊迫した場面が連続する中で、大吾と落合の恋も進展していく、ワイド版第6集。■ あらすじ
ドーム型の市民会館で発生した火災。め組はすぐに駆けつけるが、ホール内部に突入する手だてがない。何かをひらめいた大吾は、大野のポンプ車に勝手に乗り込んだ。機関員の資格を持たない大吾は、本来ポンプ車の運転席に乗ることはできない。そのうえ大吾は、ドームにポンプ車ごと突っ込んで、壁を壊そうというのだ。普通なら到底許されないこの作戦は、果たして・・・!?(第73話)■ 本巻の特徴
ドーム火災での無謀な救出劇、それに伴う大吾の懲戒免職問題、特救資格試験二次試験、デパートの窓清掃用ゴンドラに発生した事故を巡る大吾の活躍などを収録した、熱気に満ちたワイド版第5集。■ あらすじ
超難関の特救(レスキュー)資格試験に挑戦することになった大吾。人命救助のスペシャリストであるレスキューの一員となるため、大吾は連日厳しいトレーニングを続けていた。だが、試験を前日に控えた夜、千国市にある昆布山で山火事が発生。め組に出動の指令が出る(第55話)。■ 本巻の特徴
山火事の消化と、山の中にいた女の子の救出のため、明け方まで全力を注ぐ大吾。そしてボロボロの体のまま、特救試験を受けにいく。しかし、すさまじい精神力と体力で、見事一次試験を突破。二次試験へ進めることになった。だが、その二次試験の前に、今度はドーム型の市民会館で火災が発生して・・・!?■ あらすじ
め組の慰安旅行先の旅館で、大火事が起きた。大吾は炎につつまれた本館から、隣の別館に飛び移る。そしてベンチを渡し、それを橋にして、丘野ら本館に取り残された人達を別館に移動させることに。だがあと少しというところで、ベンチの長さが足りない。そこで大吾は自分の手をベンチに縛りつけ、背中の上を渡らせるという凄まじい方法を取った。体を張った大吾の機転により、犠牲者は奇跡的にゼロ。大吾の救助方法にずっと憤りを覚えていた丘野も、今度ばかりはその功績を認める(第36話)。■ 本巻の特徴
天性のカンで、次々と命の危機に直面した人々を救っていく大吾。本巻でも、豪雨の中、心臓疾患の患者を背負って急な山道を駆け降りたり、工事中のビルの屋上から落下しそうになったクレーンを止めたりと大活躍。だがその救助方法は常識外れで、周りはヒヤヒヤしっぱなしだ。そんな大吾は、レスキューの神田へのライバル心から、超難関の特救隊員の資格試験に挑戦する。■ あらすじ
中央署からめだかヶ浜出張所へ、補助要員として平一馬という消防士がやって来た。1年先輩とはいえ、関西弁でヅケヅケものを言う彼と大吾はソリが合わず、何かというとケンカになってしまう。だが一馬は人並み外れた消火技術を持っていた。商店街の火事の消火で、彼の技術を知った大吾は仰天。そして一馬も、大吾の状況判断に対する天性のカンを認める(第18〜19話)。■ 本巻の特徴
脱走した虎の捕獲、ガス爆発寸前となったデパート五階からの無謀とも言える方法での救出作業、マムシに噛まれた少年の救助、旅先での旅館で起きた大火事など、様々な現場で大吾とめ組の面々が活躍。第20話では大吾が、め組の担当管内では火事が起きないのではなく、地道なパトロールや指導によって、火事を起こさなかったのだと知る。■ あらすじ
朝比奈大吾は、子供の頃、火事の現場から自分を助けてくれた消防士に憧れて、自分も消防士になる道を選んだ青年。消防学校での研修を終え、中央消防署・めだかケ浜出張所に配属された。憧れの消防士になれた大吾は、大張り切りで出張所に行くが、所長の五味をはじめ同僚の先輩たちはなんとものんびりしていて、気が抜けてしまう。めだかケ浜出張所、通称「め組」。先輩の植木は、めだかケ浜の「め」だと言うが、周りからは「め」ったに火事がないからとか、市内一「め」でたい出張所だからとか、色々とバカにされていた。やる気を失いかける大吾だが、初出動の現場で消防士の厳しさと、先輩たちのすごさを痛感する(第1話)。■ 本巻の特徴
無鉄砲ながら人命救助に関しては優れた"カン"を持つ熱血新人消防士・朝比奈大吾が、火事、自動車事故、長雨で激流となった川など、様々な災害現場で大活躍。め組の先輩たちや、同期のライバル・甘糟らにもまれながら、一人前の消防士への第一歩を踏み出す。災害現場における人命救助という特殊な題材を描破し、1997年に第42回小学館漫画賞を受賞した名作のワイド版第1集。